仏師|木村光秀のホームページです。高野山で修行をした僧侶でもあり、祈りと信仰をもとに、仏像を彫り続けています

BUUSHI BLOG

仏師ブログ

  • 仕事進捗

■仁王尊像の現状


名古屋市東区の東界寺様、ご依頼の仁王尊像謹刻(H29年落慶予定)

昨年末に3分の1原形(総高約70cm)が出来上がりました。

仁王像

東界寺様の仁王門に実際に奉安します仁王尊は約2Mの大きさですので、先に3分の1~5分の1程の大きさで原形(雛形ひながたともいう)を何十本もの角材を寄せ合わせて(仮付け)彫刻し、一度全部バラバラにして、その1つ1つの部材を実際の大きさに拡大していきます。

仁王分解

この技法を寄木造り(賽割(さいわり)法)と言い、

平安時代より仏師、仏工と呼ばれる巧匠達が今に伝える伝統技法です。

寄木造りとは、必ず内刳(うちぐり)といって内部を空洞にします。

それによって木材のひずみを除き、整量化できる等のメリットがあります。

有名な東大寺南大門の仁王像(鎌倉時代、運慶・快慶作)も寄木造りです。

今年の仕事は、原形の仮付けをはずし、原寸の用材を算出する事から始まりました。

現在慎重に検討を重ねている所です。実寸用材がそろうのがとても楽しみです。


PRODUCTION AND REPAIR

仏像制作・修理

仏像制作

PRODUCTION

仏像制作

「何もわからないが何か仏像をお祀りしたい」といった御相談からでもOKです。もちろん宗派は問いません。

仏像修理

REPAIR

仏像修理

風化や災害・人災などにより破損した仏像を、儀軌に則した形で元々の御姿に戻します。

精入れ

TO DWELL THE SOUL

精入れ

光秀造佛慮では、開眼作法からお祀りの作法。古い仏像の修復や撥遣(はっけん)お精抜きもいたします